歴代3ポイント成功数ランキング トップ10
現在、日本国内でも爆発的な人気を誇るバスケットボール国内プロリーグ、Bリーグ。2024‐25シーズンで開幕9年目を迎えましたが、年を追うごとにその人気ぶりは右肩上がり。現在は強豪クラブの観戦チケットが入手困難になるほどです。『ラブすぽ』では今回、そんなBリーグの歴史を「記録」とともに振り返ります!
【B1通算3ポイント成功数ランキング 第1位~3位】
近年のバスケットボールは、これまで以上に「3ポイントシュート」が重要視されるようになっています。ポジションにかかわらず、遠隔からシュートを決め切る能力が求められるようになった近代バスケ、Bリーグにおいて歴代最多の3ポイントを沈めている選手は一体誰か?ランキング形式でご紹介!
※原稿内の記録はすべて2024年11月26日時点のもの
第3位
安藤誓哉(島根スサノオマジック)
通算889本
B1西地区の島根をリーグ屈指の強豪へと導いた司令塔が3位にランクイン。B1開幕は秋田ノーザンハピネッツで、翌2017‐18シーズンからアルバルク東京で、2021‐22シーズンから島根でプレーする安藤選手ですが、特に島根移籍後は「得点」への意識も高まり自ら積極的にシュートを狙うスタイルへと変貌しています。3ポイント試投数も、A東京最終年だった2021‐22シーズンは1試合平均3.6本でしたが、移籍後は7.6→8.5→10.4と年々上昇。ここ3シーズンの“追い込み”もあり、歴代3位まで数字を積み上げています。特に昨シーズンはリーグ3位の平均20.4得点と、今やBリーグを代表する「得点を奪えるポイントガード」へと成長を遂げました。
第2位
岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)
通算899本
地元沖縄出身で2012‐13シーズンから琉球に在籍し続ける「ミスターキングス」こと岸本隆一選手が通算899本で歴代2位に!bjリーグ時代からクラブ一筋、今シーズンで在籍13シーズン目。日本屈指のシューターとして、これまでも多くの得点を量産してきました。過去、bjリーグ新人王や日本人1試合最多得点記録となっている41得点などさまざまな記録を打ち立ててきた岸本選手ですが、Bリーグ開幕後も変わらずクラブのスター選手として多くのファンに愛され続けています。2022‐23シーズンにはクラブとして悲願のBリーグ年間王者に輝き、今シーズンも開幕からスターターとして全試合に出場。34歳のベテランガードが、二度目の王座を狙う琉球を今シーズンも牽引しています。
第1位
富樫勇樹(千葉ジェッツ)
通算1086本
日本を代表するポイントガード・富樫勇樹がB1通算得点ランキング3位に続き、3ポイント成功数では歴代1位に!Bリーグ開幕時から強豪千葉Jの司令塔として、クラブだけでなく日本バスケ界をけん引し続けてきた富樫選手。正確無比な3ポイントは数多ある武器のひとつですが、毎年コンスタントに3ポイントを沈め続け、昨年3月23日に行われた広島ドラゴンフライズ戦ではB1史上初となる通算1000本目の3ポイント成功を記録。2位の岸本選手に200本近い差をつけていることからも、しばらくの間1位の座は揺るぎそうにありません。試投数が多いにもかかわらず、今シーズンも38.1%という高い成功率を誇っており、これが「積み重ね」の秘訣と言えそうです。卓越したパスセンスやスピードあふれるプレーも魅力の富樫選手ですが、「歴代1位」を誇る3ポイントにもぜひ注目してみてください。
【4位以下のランキング】
4位
辻直人(群馬クレインサンダース)
通算885本
5位
金丸晃輔(佐賀バルーナーズ)
通算794本
6位
安藤周人(アルバルク東京)
通算761本
7位
遠藤祐亮(宇都宮ブレックス)
通算738本
8位
藤井祐眞(群馬クレインサンダース)
通算735本
9位
狩野祐介(佐賀バルーナーズ)
通算721本
10位
ジョシュ・ハレルソン(佐賀バルーナーズ)
通算664本
※2024年11月26日時点
文・花田雪
公開日:2024.12.09