Bリーグスターガイド⑮ 辻直人
開幕9シーズン目を迎えた国内プロバスケットボール・Bリーグ。今やその人気はプロ野球やJリーグといった“メジャースポーツ”にも引けを取らないレベルまで到達し、強豪クラブのチケットは入手困難になるほど。パリ五輪での日本代表の活躍、河村勇輝選手のNBA挑戦など、日本でも“バスケ熱”が高まっている中、『ラブすぽ』ではBリーグでプレーするスター選手をご紹介!
辻直人
群馬クレインサンダース
背番号:9
B1昇格4シーズン目の今シーズン、まだ18試合を消化した時点ではあるが千葉ジェッツ、宇都宮ブレックスの「東地区2強」に次ぐ3位につける群馬クレインサンダース。そんな群馬をキャプテンとして牽引しているのが、日本を代表するシューター・辻直人選手です。
大阪府出身の辻選手は高校バスケ界の名門・洛南高校でウィンターカップ連覇、青山学院大では大学選手権連覇を果たすなど、アマ時代から抜群の実績を残し、2012‐13シーズンに東芝(現川﨑ブレイブサンダース)に入団します。1年目から主力としてプレーすると、平均11.7得点のハイスタッツをマークしてJBL新人王を受賞。以降、川崎の主力としてプレーを続け、2020‐21シーズンまで在籍。
大阪府出身の辻選手は高校バスケ界の名門・洛南高校でウィンターカップ連覇、青山学院大では大学選手権連覇を果たすなど、アマ時代から抜群の実績を残し、2012‐13シーズンに東芝(現川﨑ブレイブサンダース)に入団します。1年目から主力としてプレーすると、平均11.7得点のハイスタッツをマークしてJBL新人王を受賞。以降、川崎の主力としてプレーを続け、2020‐21シーズンまで在籍。
迎えた今シーズンはヘッドコーチに昨シーズン、広島をBリーグ王者へと導いたカイル・ミリング氏が就任し、川崎時代にともに戦った2021‐22シーズンMVPの藤井祐眞選手も加入。新指揮官のもと、ディフェンス強化に力を入れた群馬は前述のとおり、B1東地区で首位争いに顔を出すまでに急成長を遂げています。
また、昨シーズンと比較して総得点に占める3ポイントの割合が格段に向上。チームスタイルの変遷は辻選手のプレースタイルとも合致し、12月9日時点での3ポイント成功率は驚異の51.0パーセント(96本中49本成功)とB1でトップを走っています。
特に11月30日の群馬戦では3ポイントを6本中6本沈め、成功率100パーセントと大当たり。チーム最多22得点で勝利に貢献しています。
こういった活躍もあり、オールスターにも5大会連続5度目の出場をファン投票で決めた辻選手。シーズン中盤~終盤にかけて千葉J&宇都宮の牙城を崩せるかどうか……群馬のベテランシューター・辻選手の活躍に要注目です!
文・花田雪
公開日:2024.12.14