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ワンちゃんを飼っている人が知っておきたい犬が前脚を上げて上下に動かす理由とは?【イヌの気持ち】

不安を感じたときのしぐさ

前脚を上げて上下に動かしぐさを「カーミングシグナル」と呼びます。ノルウェーのトウリッド・ルーガス氏が発見したもので、不安やストレスを感じたときに自分自身を落ち着かせるために犬が行なうしぐさです。私たちがイライラしたときに頭をかきむしったり、不安を感じたときに無意識のうちに腕組みをしているのと同じと考えていいでしょう。

このしぐさによって、他の犬や飼い主との間で起きる無益なトラブル(ケンカなど)を避けようとしているのです。

たとえば、飼い主以外の人にリードを持たれたときにも、このしぐさを見せることがよくあります。お手をしていると勘違いする人もいるようですが、犬は、「あなたは知らない人だから、リードを持たれてかなり緊張しています。でも、私のほうからは攻撃するつもりはありません。

なんとかうまくやっていきたいと思っているので、よろしくお願いします」という意思表示をしているのです。姿勢を低くして、頭をそっとなでながら「こちらこそよろしく」と言ってやりましょう。

前脚を上げたままお辞儀をするようにゆっくり首を上下に動かしたり、左右に飛び跳ねたときは、「一緒に遊ばない?」と誘っています。

ただし、この首の動きが速い場合は、目の前にある何か、またはあなたに恐怖心を持っているという意味になります。こんなときは、不用意に近づくと恐怖のあまり攻撃してくる可能性がありますので、首の動きを慎重に見きわめてください。

また、前脚を上げたまま動かないときは、獲物や敵を発見して極度に緊張している状態です。もし犬が見ている方向に小鳥などのペットがいたら、飛びかかる前にどかすか、「ダメ!」としっかり犬に伝えましょう。

出典:『面白くてよくわかる 決定版 イヌの気持ち』監修/藤井聡

【書誌情報】
『面白くてよくわかる 決定版 イヌの気持ち』
監修: 藤井 聡

ペットとして広く愛される愛犬は、今や家族ともいえる存在。本書は、日常の表情やしぐさ、行動のクセなどから知ることのできる「本当の犬の気持ち」をイラストと文章で解説。カリスマ訓練士の実践的なアドバイスが得られ、イヌの関する役立つ豆知識が満載。これであなたも犬と本当の付き合いができるようになる!

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