お屠蘇
お屠蘇は本来、陳皮(みかんの皮)、肉桂(シナモン)、山椒、桔梗などの生薬を配合した「屠蘇散」を日本酒や本みりんに漬け込んだお酒のこと。
1月1日に、一年間の邪気を祓い、長寿を願っていただく、とっておきの開運ドリンクなのです。正月が近くなると、屠蘇散とお酒や本みりんをセットで販売するお店もあるので、気軽に試してみませんか?
本みりんに屠蘇散をひと晩漬け込んだものは甘くていい香り! お酒が苦手な人でも、きっとおいしくいただけますよ。
お雑煮
新年最初に井戸や川で汲む水は、「若わか水みず」と呼ばれ、これを飲むと一年の邪気を祓えるとされていました。この「若水」を使い、年神さまを迎えるためにお供えした餅に、里芋、人参などを加え、新年最初の火で煮込んだお雑煮は、一年の始まりに食べる最強の邪気祓いフードなのです。
若水は、元日の朝一番の水道水や、ペットボトルの水で構いません。心を込めて料理をし、無事に新年を迎えたことに感謝しながら、家族全員の健康を祈願していただきましょう。
出典:12ヶ月の開運神社カレンダー
【書誌情報】
『12ヶ月の開運神社カレンダー』
白鳥詩子 著
ほかでは語られていない、 「開運速度がぐんとアップする」特別な神社参拝を伝える1冊。 神社を守る家系に生まれ、11歳で巫女デビューした著者が、 お参りするのに「最適な開運日」を月ごとにピックアップし、 その意味合いと、神様が耳を傾けてくれる願いの伝え方をご紹介します! 神様との「ご縁」が深くなり、神様に愛されながら、 どんどん願いを叶えていける素敵なサイクルが生まれます。 気になる参拝のお作法や、暦にそった開運フード、お願いごと別のおすすめ神社も掲載! 神社好きも、神社巡り初心者も楽しめます。
公開日:2022.01.03