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赤ちゃんの名前を決めるのは生まれて7日目がよい理由とは?

しきたりで祝う人生の節目

多産安産の犬にあやかる「帯祝い」
妊娠5ヶ月目に入った妊婦が戌の日に神社に安産祈願のお参りをし、腹帯を巻くしきたりで、江戸時代が起源といわれます。「岩田帯」と呼ばれる腹帯の語源は「齋肌帯」からきており、齋は「忌み」という意味で、かつて出産は死産も多かったために穢れとみなされていました。帯を巻くことで忌みの期間が始まることを示しました。岩田という文字に変化したのは、岩のようにたくましく丈夫な子が産まれるようにとの願いが込められたという説があります。

赤ちゃんの名前を決める「お七夜」
赤ちゃんの生後7日目を祝うしきたりで、平安時代の「産立ちの祝い」に由来するといわれています。出産を助けてくれる産神様は、出産後7日目まで子どもを見守り帰ってしまうといわれます。その産神様が帰ってしまう7日目に子どもに名前をつけて、土地の氏神様に人間の仲間入りを認めてもらうならわしがお七夜です。この日は産婦にとってもひとつの区切りで、寝床を片付けて忌み期間が明ける一段階とすることがあります。

出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 日本のしきたり』監修:千葉公慈

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 日本のしきたり』
千葉公慈 監修

「運気を上げる」をキーワードに、「春」「夏」「秋」「冬」の1年を通して行われる暮らしの中のしきたりと、成長や長寿なと?を祝う「通過儀礼」のしきたり、結婚や葬式なと?にまつわる「冠婚葬祭」のしきたりを解説していきます。また、しきたりの「そもそも」と、古来より受け継がれてきたしきたりの変化、地域色、慶事と弔事のしきたりなど、「しきたり七不思議」的な視点で読者の興味を喚起します。日本人ならぜひとも知っておきたい日本のしきたりを図解でわかりやすくまとめて紹介!

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