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パスタ、点心は控えめに!糖質を抑えるには何を選べば大丈夫?イタリアン・中華料理編【眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話】

Text:栗原 毅

これを選べば大丈夫!イタリアン・中華料理編

パスタ・ピザ、あんかけ・点心は控えめに

イタリアンレストランで食事する際は、コース料理を避けアラカルトで注文するのがベター。パスタやピザなど糖質が高いメニューは控えめにするなど、自分で調整できるのが理想です。

前菜はサラダやマリネを選びましょう。野菜に含まれる食物繊維が、糖質の吸収を緩やかにしますし、マリネのお酢は中性脂肪を分解してエネルギーに変える働きもあります。メイン料理を食べる前には、ミネストローネなど野菜がたっぷり入ったスープを食べると満足感が得られます。

糖質が高いパンは1個だけ。ピザを食べる場合は、生地が薄いものを選びましょう。唐辛子はエネルギーの燃焼を促すので、パスタはペペロンチーノがおすすめです。

中華料理では野菜が豊富なメニューを積極的に選びましょう。前菜は野菜の炒めものがベターで、空心菜やチンゲンサイなどは血糖値の急上昇を抑えます。糖質を含まないピータンもよいでしょう。

メイン料理を選ぶ際は、みそや醤油、ソースなどで味つけられたメニューは糖質が高めなので避けます。とろみのついたようなメニューも、とろみのもとである片栗粉の糖質が高いのでNG。点心も皮に糖質が多いので、控えたほうがよいでしょう。一方、麻婆豆腐やピリ辛炒めのような唐辛子やしょうがを使った料理は、血行を促進させて脂肪の燃焼を促します。

イタリアンを食べるときのルール

・メインの前にスープを飲む
野菜たっぷりのスープなら、満腹感が得られ、メイン料理の糖質の吸収も抑えられて一石二鳥です。

・パンは1つだけ
パンの食べ過ぎには気をつけましょう。バターではなくオリーブオイルをつけて食べるのがおすすめです。
パンは1つだけ

・赤ワインを選ぶ
脂肪がたまるのを防ぐポリフェノールの一種、レスベラトロールを多く含んでいます。

・食後の飲み物は砂糖抜きに
砂糖を入れてしまうと血糖値が上がってしまいます。ミルクやレモンなら入れてもOKです。

中華料理を食べるときのルール

・デザートはなるべく控える
ごま団子や杏仁豆腐など、中華料理のデザートには糖質が多く含まれているため、できるだけ我慢しましょう。

・チャーハンやめん類は選ばない
チャーハンやあんかけ焼きそば、餃子や焼売も糖質が多いため、食べ過ぎには注意が必要です。

・お酢をかけて食べる
お酢は中性脂肪を分解したり、糖質の吸収を遅らせたりする働きがあるので、積極的に使いましょう。

・唐辛子などを使った辛い料理を
麻婆豆腐やピリ辛炒めなど、唐辛子やしょうがを使った料理は血行をよくし、脂肪を燃焼させてくれます。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』監修:栗原 毅

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』
監修:栗原 毅


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