書籍

人と同じことをしていては、成功者になるのは難しい。だからこそ安易な近道を選ぶのではなく、価値ある取り組むべき事とは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、異端(いたん)を攻(おさ)むるは、斬(こ)れ害(がい)あるのみ。 <訳>先生がいわれた。王道といわれる道を学んでもいないのに、裏の道や別の道を専攻することは、害にしかならない。 異端とは、その世界や […]

「赤壁の戦い」諸葛亮の奇策がハマる【図解 三国志】
干し草に十万本の矢を奪うというまさかの策 長江の対岸を挟んでの曹操との睨み合いも日を重ねていた。そんな折、周瑜は、劉備を亡き者にせんと自陣へ誘う。劉備は関羽を供に現れた。周瑜は、殺意を隠して酒宴でもてなし、隙をうかがう。 […]

学ぶことの基本姿勢について、車の両輪のように備えて進んで行く重要な二つのこととは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、学(まな)んで思(おも)わざれば則(すなわ)ち罔(くら)し。思(おも)うて学(まな)ばざれば則(すなわ)ち殆(あや)うし。 <訳>先生がいわれた。教えられたことを学ぶことや、本を読むだけで、さらに深 […]

「赤壁の戦い」三国志史上最大の戦争へ!【図解 三国志】
周瑜、諸葛亮の鬼謀を怪しみ、除かんとす 周瑜は二世三公の揚州きっての名門だ。周瑜の発言は大きな力を持つ。権力を増幅させていた曹操から人質を出すように迫られたときも、孫権は母の前で周瑜の言う通りに拒絶した。孫権の母はすでに […]

社風全体がよい方向にまとまるため、部下に対して指導的立場にある者の使命とは?【論語】
子(し)曰(いわ)く、其(そ)の身(み)正(ただ)しければ、令(れい)せずとも行(おこ)なわる。其(そ)の身(み)正(ただ)しからざれば、令(れい)すと雖(いえど)も従(したが)われず。 先生がいわれた。指導的立場に立つ […]

三国志きっての策士・諸葛亮【図解 三国志】
曹操の脅しに帰趨を迷う孫権 曹操が孫権に送った帰順勧告状とは、次のようなものであった。「天子の命により、近ごろ罪状を数えたてて罪人を討伐せんとし、軍旗を南に向けたが、劉琮はなんら抵抗もせず降伏した。今度は水軍百万の軍勢を […]

ビジネスの場で、与えられたプランに「ああでもない、こうでもない」と弁解するより望ましい姿勢とは?【論語】
子貢(しこう)、君子(くんし)を問う。子(し)の曰(いわ)く、先(ま)ず其(そ)の言(げん)を行(おこ)ない、而(しこう)して後(のち)にこれに従(したが)う。 子貢が、君子とはどのような人のことかをたずねた。先生はいわ […]

劉備、絶対絶命の危機を脱せるか?【図解 三国志】
荊州の劉琮は曹操に降伏 劉備の諸葛亮への謙虚さは、襄陽名士の信頼を勝ち得た。「三顧の礼」によって、劉備が名士の建言を尊重することを明らかにしたからである。 気に入らないのが関羽と張飛。劉備は、「孔明とわしは、いわば〝水魚 […]

新しいことに臨むには、過去を踏まえる【論語】
子(し)曰(いわ)く、故(ふる)きを温(あたた)めて新(あたら)しきを知(し)る、以(もっ)て師(し)と為(な)るべし。 先生がいわれた。古いことを研究して学び、新しい知識を得ることに活かすことができる人は、師となれる人 […]

魏の曹操の支配、強大化していく【図解 三国志】
劉備は長坂坡で虎口を脱する 劉備の諸葛亮への謙虚さは、襄陽名士の信頼を勝ち得た。「三顧の礼」によって、劉備が名士の建言を尊重することを明らかにしたからである。 気に入らないのが関羽と張飛。劉備は、「孔明とわしは、いわば〝 […]

『論語』は、日本人にとって最初の書物。六世紀〜七世紀頃、十七条憲法制定に論語を参考にしたと思われる人物とは?【論語】
日本最古の歴史書として知られる『古事記』(七百十二年)によると、応神天皇の時代に百済(くだら)から渡来した、王仁(わに)によって『千文字』とともにわが国にもたらされたのが、『論語』であったと記されています。 つまり『論語 […]

曹操は袁氏を滅し、全土の大部分を領有【図解 三国志】
文醜が罠にはまって関羽に斬らる 曹操は、文醜が攻め寄せてくるのを望見すると、囮おとりの糧秣や軍馬を捨て置いた。文醜には、曹操の策を見抜く力はない。兵らは糧秣を搔き集めることに没頭するのみ。そこに曹操軍が討ちかかったのだか […]