徐行すべき場所と場合
徐行しなければならない場合
許可を受けて歩行者用道路を通行するとき
歩行者などの側方を通過するときに、安全な間隔がとれないとき
道路外に出るため、または交差点で左折または右折するとき。
安全地帯がある停留所で、停車中の路面電車の側方を通過するとき。
安全地帯のない停留所で、乗降客がなく路面電車との間に1.5メートル以上の間隔がとれる場合に、側方を通過するとき。
児童や園児の乗り降りのために停車中の、通学・通園バスの側方を通過するとき。
優先道路、または道幅の広い道路に入ろうとするとき。
ぬかるみや水たまりのある場所を通行するとき(徐行などをする)。
ひとり歩きの子ども、通行に支障がある高齢者などの通行を保護するとき(徐行または一時停止)。
歩行者のいる安全地帯の側方を通行するとき。
用語・補足解説
● 安全な間隔の目安
歩行者などが前から接近してきたときは1メートル以上、歩行者などの背後から接近すときは1.5メートル以上。
● 安全地帯
路面電車に乗り降りする人や道路を横断する歩行者の安全を図るために、道路上に設けられた島状の施設や、標識と標示によって示された道路の部分。
● 路面電車
道路上をレールにより運転する電車。
● 交差点
十字路、T字路など、2つ以上の道路が交わる部分。
間違いやすいのはココ!
交差点で右左折するときの徐行義務
✕ 信号機がない交差点だけ
◯ 信号機の有無にかかわらず徐行
出典:『最速合格! 原付免許 ルール総まとめ&問題集』長 信一 著
【書籍情報】
『最速合格! 原付免許 ルール総まとめ&問題集』
著:長 信一
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公開日:2024.11.20