危険を予測した運転
目で見える危険と見えない危険がある
このまま進行すると衝突するような、明らかに見える危険が「顕在危険」。ブレーキやハンドル操作で回避することが、比較的容易にできる。
運転者の目線からは見えない危険が「潜在危険」。これから起こりうる危険なので、運転者はあらかじめ予測しなければならない。
運転は認知・判断・操作の繰り返し
①認知
危険を早く発見する。つねに周囲の状況をよく見ながら運転する。
②判断
頭の中でどう行動に移すか考える。速度を落とすべきか、ハンドルで避けるべきかなどを判断する。
③操作
手足を動かし、実際に行動する。前後輪ブレーキをかけたり、ハンドルを切って衝突を回避したりする。
下記の交差点を左折する車には、どんな危険が潜んでいるか考えてみよう
● 右折車に注意!
自分の車が右折車より先に進めると思っていると、対向車が右折してきて衝突するおそれがある。
● 歩行者に注意!
歩行者が横断する前に左折しようとすると、歩行者が渡ってきて衝突するおそれがある。
● 後続車に注意!
歩行者がいるので急停止すると、後続車に追突されるおそれがある。
出典:『最速合格! 原付免許 ルール総まとめ&問題集』長 信一 著
【書籍情報】
『最速合格! 原付免許 ルール総まとめ&問題集』
著:長 信一
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公開日:2024.12.21