大掃除の仕上げは火のパワーでお清め
大掃除をしたあとは部屋の中で火を焚きましょう。もちろん、たき火をせよと言っているわけではなく、お香やアロマキャンドルでOKです。火には強い浄化作用があります。「火打石」をご存知でしょうか? よく時代劇などで、家の主人が出かけるときに火打石を打って火花を起こしながら見送るシーンがありますよね。これを「切り火」と言い、火花によって身を清め、邪気祓いをするという意味があります。現代でも落語家や花柳界などの伝統を重んじる職業や、とび職・大工などの危険と隣り合わせの仕事に従事する人々が行っています。
お香やアロマキャンドルは、好きな香りのもので大丈夫。火には邪気を祓うだけでなく人の心を癒す効果もあるので、大掃除の終わりに火を焚くことで、疲れた心と体をリラックスさせてください。古くから日本で信じられてきた火のパワーによって、部屋を清め、清々しい気持ちで新年を迎えましょう。なお、火のもとと換気にはくれぐれも注意してくださいね。
【書誌情報】
『やったほうがイイ! 邪気祓い』
著者: 碇のりこ
世の中は2通りの人間にわかれます。それは邪気を祓える人と、邪気を祓えずとりつかれてしまう人。運が強そうに見える人や、いつも幸せそうに過ごしている人は、意識的にしろ、無意識的にしろ、日常生活の中で上手に邪気祓いができている人です。邪気を祓うことは、生活環境を整え、自分自身を変えることでもあります。邪気は気づいた瞬間から祓うことができるもの。邪気祓いで、人生は必ずうまくいきます。さあ始めましょう!
公開日:2021.02.27
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