途中で止まる運命線
勢いのある強い運命線が、手のひらの途中で急に止まる場合があります。その止まる位置によってそれぞれ違った意味を持ちますので、いくつか説明します。
【知能線で止まる】
勢いよく刻まれていた運命線が知能線でピタリと止まる人がいます。この場合、それまであまり悩まずに生きて来られた状況から一変して、何かと悩みがちになり、それを深く考え過ぎてしまって動きが鈍くなってしまったり、思考がうまく働かずに何かと運命が伸び悩んでしまう傾向があります。ですが、細くてもその先に新たな運命線が出ていれば大丈夫。考え方を変えられたり、リセットして新たな運勢を築いていくことができます。
【感情線で止まる】
知能線の時と同様で勢いのよい運命線が感情線でピタリと止まる人がいます。この場合、性格的な問題や感情のもつれによって、結婚生活がうまくいかない人や心に問題を抱える人に出やすい相です。
また、献身的に尽くしてきた人が離れていってしまったり、長年貢献してきた会社からリストラされたりなど精神的ショックによって感情が不安定になりやすい傾向にあります。ただし、感情線の先に少しでも運命線が伸びていれば大丈夫です。そのような問題がまったく起こらないか、それを乗り越えて運命を切り開いていけるかのどちらかになります。
今現在はその先に線がなかったとしても、心の持ち方一つで新しい運命線が作られるので不安になり過ぎないようにしてください。
【書誌情報】
『新版 手相の教科書』
著者: 青木智
手相は占いだと思いますか?手相は占いではなく統計学の一つだと著者の青木智さんはおっしゃいます。手相を見るにはスピリチュアルな力は必要なく、線の見方やその線の解釈という「知識」を身に付けることができれば、誰でも鑑定できるようになります。そして、手相が見られるようになれば「過去の自分に癒し」を、そして「未来の自分にハッピーを」もたらすことができます。手相の見方を覚えて、素晴らしい自分を発見し、自信を持って輝く先の人生を歩みましょう。そして、身の回りにいる大切な人たちに幸せを導きましょう。この本を手に取っていただくことで、きっとあなたにハッピーが訪れるはずです。※本書は2015年8月に(株)アルマット社から発行された『手相の教科書』を再編集し刊行しています。
公開日:2021.04.28