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やる気を出させる叱り方 ②【好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術】

Text:山口拓朗

やる気を出させる叱り方 ②

×:こうするべきだよ

⚪︎:こうしたほうがいいと思うよ

言いかえPOINT

自分の正義をかざしてばかりの人は、好かれません!「~するべき」という言い方は、正義感の押し付けであり、相手に煙たがられてしまいます。人によってはモラハラだと感じるかもしれません。押しつけがましくならないよう「こうしたほうがいいと思うよ」と、アドバイスの形で伝えることをオススメします。

×:ちゃんとして!

⚪︎:〇〇さんならもっとできるはずだと思いますよ

言いかえPOINT

「ちゃんとして!」と言ったところで、相手は、ちゃんとしているつもりかもしれません。客観的なアドバイスとして「○○さんならもっとできるはず~」と伝えてみましょう。「○○ができたのだから」のように、具体的な理由を示せればなおよし。その言葉によって相手の行動がポジティブに変化したなら及第点です。

×:それは違うでしょ

⚪︎:なぜそうしたの?

言いかえPOINT

一方的に「違う」と言われると、不愉快だと感じる人が多いでしょう。「自分は正しい」という勝手な基準でジャッジされているように感じるからです。違うと思ってもストレートに言葉にせず「なぜそうしたの?」と問いかけてみましょう。裁判官のようにならなければ、相手も素直に答えてくれるはずです。

×:ちんたらするな!

⚪︎:どこか調子でも悪いの?

言いかえPOINT

集中力を欠いていたり、怠けたりしているように見えたとしても、頭ごなしに叱りつけるのは早計です。もしかしたら、その人は体調不良かもしれません。密かに心配事を抱えているのかもしれません。「心配している」ということを伝えたうえで、問題解決に向けたコミュニケーションを図りましょう。

 

【出典】『好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術』著:山口拓朗

【書誌情報】
『好かれて人間関係がラクになる! 言い方&返し方の技術』
著:山口拓朗


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