女子自転車トラックの日本代表、東京オリンピック銀メダリスト梶原悠未が母に誓うパリオリンピックでの頂点
パリ五輪開催まで残り約一か月。自転車競技の聖地、伊豆ベロドロームで自転車トラック競技の日本代表・梶原悠未(かじはらゆうみ)選手がインタビューに応えオリンピックへの意気込みを語った。
現在はパリオリンピックの本番に向けて、持久力アップに取り組んでいるという梶原悠未選手。毎日3時間から5時間、距離にして100km~120kmの距離を走っている。東京オリンピック「女子オムニアム」でオリンピック自転車競技日本人女子選手で初の銀メダルを獲得。その後、さらに走りに磨きをかけるべく、単身スイスに渡り練習を積んだ。「それもすべてパリオリンピックで金メダルを獲るためです」と意気込む。
今年の4月、大好きな母が大きな手術を行った。その際、いつも食事を作ってくれていた母に変わり、買い物から料理からやってみてその大変さがわかった。母は無事に退院したけれど、母のために金メダルを獲りたいという重みは一層強くなった。
「チームパシュート」と「オムニアム」の2種目に出場予定の梶原悠未選手。東京オリンピックの時からずっとお世話になっている静岡県。「皆さんの応援を、プレッシャーではなくエネルギーに変えてメダルを狙いたい」と語る。経験を積んだ銀メダリスト梶原悠未選手の活躍に要注目である。
公開日:2024.07.03