BMXからチームスプリントに転向しメダルを狙う自転車トラック日本代表、長迫吉拓選手
パリ五輪開催を控え、自転車競技の聖地、伊豆ベロドロームで自転車トラック競技の日本代表・長迫吉拓(ながさこよしたく)選手がインタビューに応えオリンピックへの意気込みを語った。
リオデジャネイロオリンピック、東京オリンピックを経て3回目のオリンピックを迎える。「毎回メダルを、と言いながら逃してきた悔しさを晴らし、いつも温かい応援をしてくれる地元岡山になんとしてもメダルを持って帰りたい」と決意を語る長迫吉拓選手。
過去のオリンピックではBMXの代表選手として出場しているが、今回のパリオリンピックでは「チームスプリント」の第一走者として出場する。「個人戦と違ってチームでの出場は、失敗が皆に迷惑をかけることにつながる。失敗は許されない反面、助け合うこともできていままでの協議に比べて責任感が違う」また「今回が年齢的にもラストのオリンピック。目標はもちろんメダルです」と力強いコメントの長迫吉拓選手。
「自転車トラックのスタートはテクニックが大切であり、BMXでの経験が生きている。世界強豪国のオランダの選手と比べても、スタート60mまでは負けてない。自分の課題は60mから先」と自己分析する。二番手の太田海也選手、三番手の小原佑太選手へとスピードをつなげていくことが出来るか? 長迫吉拓選手の意地とスピードに注目したい。
公開日:2024.07.04