ビジネスコミュニケーションのポイント
「公私」のけじめをつけてTPOで使い分ける
仕事上での人間関係やつき合いにおいて大切なのは、社会人として恥ずかしくない立ち居振る舞いをすることです。その中で、言葉づかいは、 仕事上で関わる多くの人たちと 「円滑にビジネスを進めるため」の礼儀を用いた作法ともいえます。
ビジネスにおける人間関係を円滑に進めるために意識しておきたいことがあります。
第一に、ビジネスシーンは基本的に「公」的な場面であると認識しましょう。言葉づかいは年齢や地位といった社会的な上下関係だけでなく、相手と自分の関係性に応じて使い分けるようにします。
「ウチ」と「ソト」を意識する
ビジネスシーンにおける言葉づかいは、その場に応じて「ウチ」と「ソト」を意識して使い分けることが大切です。
例えば、上司と自分であれば「ウチ」が自分、「ソト」が上司、取引先と上司を含む自社の社員であれば「ソト」が取引先でそれ以外は「ウチ」ということになります。
【出典】『頭がいい人の敬語の使い方』著:本郷陽二
【書籍情報】
『頭がいい人の敬語の使い方』
著:本郷陽二
敬語は社会人にとって必須のスキルであり、適切に使いこなすことで人間関係を円滑にし、ビジネスの成功にもつながります。40万部超ベストセラーのビジュアル新版である本書『頭がいい人の敬語の使い方』は、日常生活からビジネスシーンまであらゆる場面で役立つ敬語の使い方をイラスト図解でわかりやすく解説しています。また、「間違いやすい敬語」や「すぐに使える敬語表現」といったトピックもカバーしており、他者と良好な関係を築くためのヒントが満載です。あらゆる場面で使える敬語力を身につけ、ワンランク上の“デキる大人”を目指しましょう。
公開日:2024.08.19