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勉強机はローテーブルでもよいのか?注意すべき点を解説【集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ】

Text:石田勝紀

勉強するのにローテーブルでもよい?

ローテーブルで勉強がはかどる子もいる

リビングで勉強する子の場合、家庭によってはローテーブルを使用しているパターンもあるでしょう。学習机とローテーブル、どちらのほうが集中できるのか、合う・合わないは人によって違うので、ぜひ様子を確認してあげてください

小学校は基本的に机と椅子なので、自然と椅子に慣れていくと思いますが、家のなかでは、より本人が落ち着く環境に整えましょう。ちなみにわたし自身はこたつのほうが集中できたので、中学生・高校生のときは床に座って勉強していました。

ただ、ローテーブルの場合に注意してほしいのが、姿勢です。前のめりになったり、寝転がったりしないように、気を付けてください。

クッションや座椅子で、座り心地をよくする

ローテーブルで、集中して勉強するには、座り心地が大切です。座椅子、座布団、クッションなどを工夫して、長時間座っていたくなるような心地のよさを追求しましょう。最近は、子ども用の小さいサイズのものも売っているので、ぜひ探してみてください。

ただし、購入する際は、子どもにきちんと確認し、同意をとりましょう。観点や感覚は人それぞれ違うものですから、親が「居心地がよい」と思うものが、子どもにとっても同じとは限りません。

子どもが、「これがいいな、これがすごく落ち着くな」というものを選ぶようにしましょう。子ども自身も、自分で選んだので、しばらくはそれを使って勉強をするはずです。

このように、「自分で選択したことに責任をもつ」という学びを体感するためにも、本人にとって居心地のよいものを選んでもらうようにしてくださいね。

【出典】『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』著:石田勝紀

【書誌情報】
『集中力 やる気 学力がアップする 頭のよい子が育つ家のしかけ』
著:石田勝紀

本書『頭のよい子の育て方』では、「頭のよい子」とは、単に学力や成績が優れた子どもを指すのではなく、その子自身の特性やタイプに応じた能力や個性が発揮されている状態を意味すると提案します。著者は、親として子どもの個性に合わせた育児の重要性を強調し、シンプルで無理のない生活環境を整えることが、子どもの健全な成長を促す鍵であると説いています。また、親の都合で育児を進めるのではなく、子どもの特性に合ったアプローチが必要であることを具体的な例を交えて解説しています。子どもの成長をサポートするための実践的なアドバイスが満載の一冊です。

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