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NPB史上最多シーズン50ホールド!プロ3年目で浅尾拓也を抜いた清水昇

Text:安東渉

今季、球界で生まれた衝撃記録を一気に振り返る!2021プロ野球PICKUP記録集

2021シーズンのプロ野球で達成された記録の数々をご紹介!白熱のペナントレースをさらに盛り上げた、名記録を振り返ろう。

NPB史上最多!シーズン50ホールド

清水昇【ヤクルトスワローズ】

●3年目の中継ぎエースがその鉄腕を大いに発揮!
 2年連続最下位という低迷期が続いていた東京ヤクルトスワローズにおいて、今季リーグ最多の72試合に登板し、チームのリーグ優勝と日本一に大きく貢献したのが3年目投手の清水昇。清水は10月17日の横浜DeNA戦でシーズン48ホールドを達成し、これまで浅尾拓也(中日)が持っていたシーズン記録を更新。

最終的には今季リーグ最高となる72試合に登板、シーズン50ホールドという最多記録を樹立したのである。清水はこの記録達成で2年連続での最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。2年連続のタイトル獲得はNPBタイ記録でもあり、清水が中継ぎエースとして、チームにとって欠かせない存在へと成長したという証し。また、先発投手陣に2ケタ勝利者がいなかったヤクルトが、見事リーグ優勝を果たすことができたのも、シーズンを通して一度も離脱せず投げ続けた清水の功績が大きいだろう。

高校時代は甲子園への出場が叶わず、國學院大學でエースとして成長。ドラフト1位で入団した清水だが、1年目は先発としては結果を残せず、昨季より中継ぎに転向したばかりの若手投手。それで、3年目の今季にNPB多記録を樹立してしまったとなると、このホールド数を今後どこまで重ねていくのか、期待せずにはいられない注目の投手だ。

出典:『がっつり! プロ野球(30)』

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