入団4年目で受賞した選手が2人いる新人王のタイトル
新人王争いに興味が出てくる時期になってきた。
去年の新人王が誰だったか覚えているだろうか?
セ・リーグ:村上宗隆(ヤクルト)
パ・リーグ:高橋礼(ソフトバンク)
思い出してもらえただろうか?
実はこの二人はプロ入り2年目での受賞だった。
“新人王”という名前だが、2年目以降でもOK。
今年も新人王候補に2年目の戸郷翔征(巨人)、3年目の安田尚憲(ロッテ)や平良海馬(西武)の名前が挙がっているが、実はルール上は5年目までOKなのだ。
以下に新人王を受賞できるルールを記しておく。
・投手は前年までの一軍での登板イニング数が30イニング以内
・野手は前年までの一軍での打席数が60打席以内
・支配下選手登録から5年以内
ちなみに過去の歴史において、5年目で受賞した選手はいない。
ただ、4年目は2人だけいる。
1971年の関本四十四(巨人)。主に先発ピッチャーとして35試合に登板。10勝11敗、防御率2.14。
もう一人は1998年受賞の小関竜也(西武)。野手として104試合に出場。91安打、3本塁打、24打点、15盗塁、打率.283という成績だった。
公開日:2020.09.29