筒香の穴をどう埋めるのか
昨季の筒香は29本塁打で79打点。ほかに同等の数字を残せる日本人選手はチームにいないわけだが、まず左翼を誰が守るのか。
お薦めは佐野恵太で、大学出3年目の昨季は打力向上。89試合出場で規定未満ながら3割近い打率を残し5本塁打、10二塁打。代打でも打率・344と結果を残したが、今季は2番・左翼に抜擢したい。
その上で1番に神里和毅を据え、中軸はソト、ロペス、宮﨑敏郎。6番には長打力のある伊藤光、7番には出塁能力の高い柴田竜拓、そして9番に〝つなぎ役〞の大和。ただ、いずれにしても佐野ひとりで穴は埋まらない。ラミレス監督の采配に注目したい
守りは年々改善され、昨季は65失策。守備率はリーグ2位だった。内野の要の二遊間は柴田、大和で安定。外野は神里は無難でもソト、佐野は不安が残る。
ーー次回【阪神タイガース編】へ続く
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(初出:【野球太郎No.034 (2020年月2月25日発行)】)
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公開日:2020.05.20
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