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育成から這い上がる王貞治球団会長も注目する長距離砲!リチャード

2021プロ野球ブレイク候補を青田買い!

覚醒期待のスーパースター候補は誰!?

例年より短いシーズンとなった今季だが、それでも1軍を経験した複数の高卒ルーキーや、いよいよ覚醒しはじめた逸材、さらには育成上がりの大砲候補など期待株があちらこちらに見え隠れ。そのなかから今回は9 人の野手をご紹介!

グラウンドが小さく見える王球団会長注目の長距離砲

リチャード(福岡ソフトバンクホークス)
■ブレイク確率:35%

なんなら今季一気に出てくるのか……と思わせる春先の猛アピールは凄かった。自身の希望で登録名を「砂川」から「リチャード」に変更し、気分がスッキリしたわけではないのだろうがキャンプ中の紅白戦、練習試合、そしてOP戦の初戦と3試合連続本塁打を放って育成枠から支配下登録選手へ。もらった背番号が川﨑宗則のつけていた「52」というところにも期待の大きさが見てとれる。期待ばかりでなく189センチ、119キロと身体もデカイ。成長ぶりもあきらかだ。1年目は3軍のみの出場で、2年目は2軍でも8試合のみの出場も3軍戦では94試合で打率.279、11本塁打。そして秋のアジア・ウインターリーグは17試合で3本塁打。ここから前述した今春キャンプへと一気に階段を駆け上がったわけだから「そのままブレイクすんのかいっ!?」と思ったわけだ。ま、結果的にはそうはならなかったが、王貞治球団会長も注目する長距離砲がほんとに台頭しちゃったら他球団は困るよね……。キャラやコメントでも注目集めそうだし。それにしてもソフトバンクは次から次へと個性を持った選手が出てきますな。

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