阪神先発全員三振に打ち取った森下暢仁
8月14日に京セラドームで行われた阪神タイガースとの一戦で9回を127球で、2安打、12奪三振、無失点の完璧な投球を見せ、12球団新人一番乗りの完封勝利を達成した森下暢仁。
森下暢仁は、立ち上がりから抜群の制球力を武器に凡打の山を築き、2回からは奪三振ショーを展開した。大山悠輔と梅野隆太郎を三振に斬ると、3回も木浪聖也と藤浪晋太郎から三振を奪い、4回も、1番の近本光司から中谷将大、そしてサンズと3者連続の三振で斬って取った。4回まで7奪三振と一人のランナーも出さないパーフェクトピッチングを披露した。
終わってみれば、12奪三振と阪神タイガースの先発全員から三振を奪う完璧なピッチングで12球団新人一番乗りとなる完封勝利を達成した。
初完封勝利を挙げた森下暢仁は、「投げ切ることができて、いい経験になりました。きょうはストレートが本当によかったです」と完璧な投球を支えたのはストレートであったことを明かした。
これで阪神戦は3戦3勝、自身4勝目を挙げた森下暢仁が今シーズンあと何勝するのか楽しみだ。
公開日:2020.08.15