4回4失点で今季初黒星を喫した床田寛樹
4月15日、甲子園球場で行われた阪神タイガースとの一戦で、床田寛樹が先発登板したが、4回まで毎回の7安打を許す苦しい内容で、4回4失点で今季初黒星を喫した。
床田寛樹は初回、2アウト1塁から大山悠輔に低めのツーシームをうまく運ばれ、レフトスタンドへ2ランホームランを放たれ、先制点を許すと、4回にはノーアウト1塁から前回対戦で3打席連続三振に斬り、完璧に抑えていた佐藤輝明にストレートを捉えられ、バックスクリーン直撃の手痛い一発を浴びた。
4回4失点で今季初黒星を喫した床田寛樹は「立ち上がりの入りが良くなかったのと、抑えないといけない場面で抑えきれなかった。2回以降、それなりには修正できたけど、それなり止まりだった。マウンドですぐ修正できるようにしたい」。と反省の弁を述べた。
チーム唯一のマルチヒットを放った坂倉将吾
「5番・一塁」で先発出場した坂倉将吾は、7回3安打無失点の好投を見せ、2勝目を挙げた秋山拓巳に対し、チーム唯一のマルチヒットを放ち、存在感を放った。
3回2アウト走者なしで打席に立った坂倉将吾は、秋山拓巳の3球目129キロのフォームを捉え、センター前ヒットを放つと、9回にも阪神タイガース守護神スアレスから4球目の142キロのチェンジアップを捉え、センター前ヒットを放った。
この試合の先発マスクは會澤翼が被り、坂倉将吾は一塁での先発出場となったが、坂倉将吾の武器である打撃力を武器に、結果を残し、會澤翼の配給術を学びながら、開幕マスクの機会を増やしている。
引き続き、坂倉将吾の活躍に期待したい。
公開日:2021.04.16