昨年はキャリア史上最低の成績に終わった
広島の長野久義外野手(35)が10日、マツダスタジアムでの対中日戦で2本の2塁打を放ち勝利に貢献した。これで8月は月間打率.389まで上昇した。
6月は月間打率.250。7月は.296だったから、やはり「夏男」と呼ぶべきだろう。長野久義は丸佳浩の人的保証で広島入りした昨年は、プロ入り以来最も少ない72試合の出場にとどまり、打率.250の5本塁打20打点と全てが寂しかった。それが今季は、チーム43試合中30試合の出場で打率.343の3本塁打14打点である。
チームは8月に入ってからの9試合を6勝3敗。追い上げムードが出来つつある。「夏男」の本領発揮で、まずは5割、そして優勝争いに期待したい。
公開日:2020.08.11