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坂倉将吾/マクブルーム/西川龍馬らの奮闘でリーグトップのチーム打率も5位に沈んだ広島カープ

12球団完全データファイル2022

オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!

【セリーグ5位】広島東洋カープ

【2022シーズン成績】
66勝74敗3分
勝率.471
得 点 552 ②
失 点 544 ④
本塁打 91 ④
盗 塁 26 ⑥
打 率 .257 ①
防御率 3.54 ⑤

【今季PLAYBACK】打撃好調も圧倒的怖さはなし…賛否両論の盗塁数最下位…!

開幕直後は好調なスタートだったが、交流戦で5勝13敗と大きく負け越し、勢いを失った広島。再浮上のきっかけを掴めず、4年連続Bクラスでシーズンを終えた。何とももどかしいのは打線だ。坂倉将吾、マクブルーム、西川龍馬らが奮闘し、チーム打率・257はリーグトップ。チーム得点圏打率・288は断トツの数字だった。

しかし、鈴木誠也がチームを去ったこともあり、全体の長打力が著しく低下した。マクブルームの17本塁打がチームトップで坂倉が16本塁打。次点が西川の10本塁打。安打は出ても破壊力に欠けた。秋山翔吾も日本仕様への再アジャストに時間が必要か。

さらに今季は盗塁数がリーグ最少の26個。盗塁王の近本光司(阪神)の30個すら下回った。チーム全体で26盗塁29盗塁死と世にも珍しい盗塁成功率5割切りを記録しており、盗塁が上手い選手は皆無。「失敗するから走らせない」という戦法を採用したわけだが、これはあまりに極端。広島打線が選んだ四球数は全部で327個だったが、こちらはリーグ5位。ストライクも変化球も投げられ放題だった。

先発陣は森下暢仁が10勝を挙げ、床田寛樹も8月の負傷離脱前までに8勝を挙げた。九里亜蓮、大瀬良大地、遠藤淳志らは負け越したが、来季も枚数は揃いそうだ。苦しんだのはリリーフ陣。守護神・栗林良吏は大崩れせずに31セーブを挙げたが、なかなか勝利の方程式を見出せず、二軍から上げたり降ろしたり。最終的には矢崎拓也が47登板で防御率1・82と結果を残したが、残りは誰が投げても防御率3点台で一長一短だった。

広島東洋カープ2022球団別勝敗

ヤクルト 8-16-1
DeNA 17-8
阪神 14-9-2
巨人 12-13
中日 10-15
オリックス 0-3
ソフトバンク 0-3
西武 1-2
楽天 1-2
ロッテ 1-2
日本ハム 2-1
交流戦 5-13

広島東洋カープ2022月別勝敗

【3、4月】29試合 16勝 12敗 1分 勝率.571 打率.255 本塁打10 防御率3.15
【5月】24試合 11勝 12敗 1分 勝率.478 打率.256 本塁打14 防御率3.43
【6月】23試合 8勝 14敗 1分 勝率.364 打率.256 本塁打13 防御率3.90
【7月】22試合 11勝 11敗 0分 勝率.500 打率.249 本塁打20 防御率3.35
【8月】25試合 10勝 15敗 0分 勝率.400 打率.253 本塁打21 防御率3.90
【9月】19試合 10勝 9敗 0分 勝率.526 打率.280 本塁打13 防御率3.64
【10月】1試合 0勝 1敗 0分 勝率.000 打率.111 本塁打0 防御率3.00

広島東洋カープ2022チーム内タイトル

打率/坂倉将吾 .288
本塁打/マクブルーム 17
打点/マクブルーム 74
盗塁/野間峻祥 7
登板/森浦大輔 51
勝利/森下暢仁 10
奪三振/森下暢仁 133
セーブ/栗林良吏 31
HP/森浦大輔 27

坂倉将吾、マクブルームの打線の軸2人がチームリーダーを分け合った。チーム盗塁数トップが一桁なのは12球団で広島だけ。中継ぎは試行錯誤が続いたが、森浦大輔が勝利の方程式に名乗りを上げた。森下暢仁と栗林良吏はさすがの働き。

出典:『がっつり! プロ野球(33)』

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