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FA権行使を表明した梶谷隆幸が望む最高の結末とは!?

キャリアハイの打率.323を記録した梶谷隆幸

11月27日、梶谷隆幸は横浜市内の球団事務所を訪れ、FA権行使の申請書類を提出し、今季取得した国内フリーエージェント権を行使することを表明した。

梶谷隆幸は今シーズン、打率.323、53打点、19HRとキャリアハイの打率でセ・リーグ打率ランキング2位と進化を示した。

元々身体能力が高く、トリプルスリーを狙える逸材と評価されていた梶谷隆幸だが、2018年、2019年は怪我に悩まされ、満足に試合に出場することができなかった。しかし、今シーズンは肩を手術した影響も心配されたが、シーズン通して外野を守り抜き、109試合に出場し、完全復活をアピールした。

そんな梶谷隆幸の今シーズンの復活を目の当たりにして、複数球団が獲得調査に動いており、「宣言残留を球団が認めてくださっているので、その中で他球団の評価もやっぱり聞きたいなということで、宣言しました」とFA宣言した理由を明かした。

FA権行使を表明した梶谷隆幸だが、「僕はやっぱり横浜で終わりたい。それは一番望むこと。ハマスタでずっと野球をやりたい」とベイスターズへの愛着を語る一方で、「男としては必要とされないことほど空しいことはないじゃないですか。必要とされているところで野球をやりたいですし、それが横浜であればいい。また、そう思っていただけるように頑張らないと」と他球団の評価を聞いた上で、最高の評価をベイスターズからもらい、ベイスターズに残留したいという気持ちが強いようだ。

他球団で獲得に乗り出すのは、日本シリーズでソフトバンクに4連敗を喫し、クリーンアップ前後の打順の力不足という課題が浮き彫りとなった巨人だ。梶谷隆幸を加え、選手層の厚みを増し、競争の激化による相乗効果を狙いたいようだ。

巨人以外にも梶谷隆幸に興味を示している球団もあるようだ。

梶谷隆幸の望み通り、ベイスターズにしっかりと評価され、現役最後まで横浜で全力プレーを見せられるか、それとも他球団で新しい道を切り開くか、梶谷隆幸の決断に注目が集まる。

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