今季初適時打放った福田永将
4月11日、バンテリンドームで行われたヤクルトスワローズとの一戦に、上肢コンディション不良で8日に出場登録抹消となったビシエドの離脱により、3戦連続で「4番・一塁」で先発出場している福田永将が中日ドラゴンズに12試合ぶりにタイムリーヒットで先制点を与える活躍を見せた。
3回、大島洋平のレフト前ヒットを起点に作った2アウト三塁のチャンスで打席に立った福田永将は、カウント2-1から、ヤクルト先発・田口麗斗のやや高めのカットボールをレフト線へはじき返し、先制タイムリー二塁打を放った。
中日ドラゴンズに12試合ぶりにタイムリーヒットで先制点を与えた福田永将は「まずは先制できたので、中押し、ダメ押しできるように頑張ります」。と語った。
福田永将は昨年10月30日の広島戦で、一塁守備で打球に飛び込んだ際に左肩を脱臼し、その後リハビリに回り、今年は春季沖縄キャンプから2軍調整を続けていたが、上肢コンディション不良で8日に出場登録抹消となった主砲・ビシエドと入れ替わりで1軍昇格した。
2016年から4年連続で2ケタ本塁打を放ち、2017、2019年には18発を放っている福田永将は巨人サンチェスに対し、昨シーズン2打数2安打と対戦機会は少ないものの、対戦打率10割を誇っている。
持ち前の長打力で福田永将がサンチェスから先制点を奪い、中日ドラゴンズを勝利に導けるか注目だ。
公開日:2021.04.13