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FAなら巨人含むセ5球団で争奪戦に!?失点登板7戦のみで防御率1.28の又吉克樹

失点登板7戦のみの又吉克樹はFAなら争奪戦必至!?

日本野球機構(NPB)は11月14日、フリーエージェント(FA)有資格者として阪神タイガース梅野隆太郎、広島カープ大瀬良大地と九里亜蓮、中日ドラゴンズ又吉克樹ら97選手を公示した。

FA権を取得した選手たちは、日本シリーズ終了日の翌日から土、日曜日と祝日を除く7日以内に在籍球団に、FA権行使の意思を伝えればFA権を行使でき、「FA宣言選手」として公示された翌日から他球団との交渉が可能となる。

FA権を行使すれば、「FA宣言選手」として公示された翌日から他球団から多くのオファーをもらいそうなのが、中日ドラゴンズの又吉克樹だ。

又吉克樹は今シーズン、セ・リーグトップの今季66試合に登板し、3勝2敗8セーブ33ホールド、防御率1.28、失点した登板はわずか7試合のみと、抜群の安定感を誇った。

入団1年目から3年連続60試合以上登板するなど、大きな故障もなく中日ドラゴンズのリリーフ陣を長年支えてきたが、2018年6.53、2019年4.06と防御率が悪化し、登板数を減らしたことで大幅に減俸し、今季の推定年俸は4200万円となっており、この低年俸でありながら、ここ2年安定した結果を残しているコスパの良さが他球団が又吉克樹を狙う理由だ。

又吉克樹がFA宣言すれば、巨人など対戦したセ・リーグ5球団が獲得に名乗りを上げても不思議でないぐらい相手にいると手強いリリーフ投手として、評価されている。

中日ドラゴンズの新監督に就任した立浪和義も10月末に、すでに又吉克樹と直接面談し、残留してほしいという気持ちを伝えており、中日ドラゴンズも残留交渉を進めている。

又吉克樹が自分で掴んだFA権を行使するのか、残留するのか、動向が注目される。