12球団完全データファイル2022
オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!
【新戦力査定/評価:C】ドラ1&ドラ2が不発…若手外国人を伸ばせるか
昨年のドラフトでは1位でブライト健太、2位で鵜飼航丞と大砲候補の2人を獲得し、打線強化に意欲を示した中日。しかし、ブライト健太は故障もあって一軍出場なし。二軍46試合で打率・211、3本塁打と大卒の野手ドラ1としてはかなり低調な発進だった。
鵜飼も一軍59試合に出場したが、打率・206、4本塁打と本塁打量産はならず。さすがに両者ともに数年間の育成が必要かもしれない。
新外国人は目立った補強はなかったが、レビーラ、ガルシア、ワカマツの3人が支配下登録を勝ち取った。特に期待したいのはレビーラ。23歳と若いが、キューバリーグで本塁打王にも輝いた新鋭。元々のポジションは捕手と一塁手で外野守備があまりにも拙いため、21試合しか出場できなかったが、打撃のポテンシャルは非凡なものがある。
22歳のガルシアも昨年春のポストシーズンでMVPを受賞した有望株。ロドマルと同様にじっくりと育成し、大成させたい。5月末には元広島のタバーレスをNOL・福井から獲得したが、戦力にならず。
又吉克樹の人的補償で加入した岩嵜翔は開幕直後わずか1試合、1人に四球を出したところで緊急降板。トミー・ジョン手術に至った。
中日ドラゴンズ2022新戦力選手成績
【投手】
岩嵜 翔 1試合 0勝 0敗 0H 0S 防御率 -
タバーレス 3試合 0勝 0敗 0H 0S 防御率6.00
【野手】
レビーラ 21試合 13安打 1HR 3打点 0盗塁 打率.203
鵜飼航丞 59試合 37安打 4HR 16打点 1盗塁 打率.206
福元悠真 1試合 1安打 0HR 0打点 0盗塁 打率.250
ガルシア 2試合 1安打 0HR 0打点 0盗塁 打率.111
出典:『がっつり! プロ野球(33)』
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公開日:2023.01.05