12球団完全データファイル2022
オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!
【ドラフト査定/評価:C+】ドラ1・仲地は急上昇◎内野大戦争が始まるぞ!
ドラ1・仲地礼亜(沖縄大)を公言指名。沖縄県内の大学から直接ドラフトでプロ入りするのは仲地が初。かなり挑戦的な指名だが、力感あふれるフォームで最速151キロのストレートを叩き込む怪腕。リーグ戦通算防御率0・25のとんでもない数字を残しており、昨年春には全日本大学選手権で名城大を相手に8回1失点の快投で全国舞台でも実力を証明している。地方リーグながら評価をグングンと上げた楽しみな逸材だ。
ドラ2・村松開人(明治大)は東京六大学通算打率・323を誇る二塁手。高い守備力があり、「立浪2世」になっても不思議ではない。今年は他にも内野手を大量指名した。ドラ5・濱将乃介(NOリーグ・福井)は今季58試合で37盗塁を決めた韋駄天で打率・315もマーク。
ドラ6・田中幹也(亜細亜大)は小柄だが、ずば抜けた俊足が光る遊撃手。ドラ7・福永裕基(日本新薬)は社会人4年の経験を持つパンチ力が自慢の二塁手兼三塁手。4人の内野手を加え、内野のポジション争いを過熱させるつもりだろう。
ドラ3・森山暁生(阿南光高)は最速147キロ左腕。2年夏には同校を初の甲子園に導き、その好投手ぶりは四国はおろか、近畿一円にまで轟いていた。ドラ4・山浅龍之介(聖光学院高)は勝負強い打撃と強肩、キャッチャーワークに優れ、チームを春夏甲子園、夏は全国ベスト4に導いた。
又吉克樹の人的補償で加入した岩嵜翔は開幕直後わずか1試合、1人に四球を出したところで緊急降板。トミー・ジョン手術に至った。
中日ドラゴンズ2022ドラフト指名選手
1位 仲地礼亜 投手 沖縄大
2位 村松開人 内野手 明治大
3位 森山暁生 投手 阿南光
4位 山浅龍之介 捕手 聖光学院
5位 濱将乃介 内野手 福井ネクサスエレファンツ
6位 田中幹也 内野手 亜細亜大
7位 福永裕基 内野手 日本新薬
育1 松山晋也 投手 八戸学院大
育2 野中天翔 投手 ノースアジア大明桜
育3 樋口正修 内野手 埼玉武蔵ヒートベアーズ
出典:『がっつり! プロ野球(33)』
『がっつり! プロ野球 (33)』11月24日発売!
公開日:2023.01.09