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中田翔の巨人移籍で空いた1塁スタメン奪取期待の清宮幸太郎

Text:落合初春

プロ野球2021ファーム近況報告

日本プロ野球界の未来を背負う若手たちのファームでの現状を一挙に紹介!次なるトップスターは誰だ?

金メダル獲得で大いに盛り上がった東京五輪。1軍は五輪中断期間を挟んだが、その裏でファームの試合は通常開催。熾烈なアピール合戦が繰り広げられた。今後の日本プロ野球界を担う若手たちの現状を紹介しよう。

岐路に立つ清宮幸太郎

岐路に立つのは、日本ハムの清宮幸太郎だ。中田翔の巨人移籍により、ファーストのポジションが空いたが、今季は1軍出場なし。

2軍では90試合で15本塁打と長打力を見せているものの、打率は1割台。出塁率.299は及第点といえるが、打てるコースが限定されており、ツボの狭さを数字が示している。

とはいえ、「大砲」の育成には時間がかかるもの。飛ばす力が失われてないだけでもヨシとしたい。


出典:『がっつり! プロ野球(29)』

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