4登板目でプロ初勝利を掴んだ河野竜生
7月19日に札幌ドームで行われた千葉ロッテマリーンズとの一戦で、8回126球4安打7奪三振2四球2失点のピッチングでプロ初勝利を掴んだ日本ハムファイターズドラフト1位ルーキー河野竜生。
4登板目となる河野竜生は、チェンジアップやカーブを効果的に織り交ぜ、最速147キロのストレートを打者により速く感じさせるピッチングで、直球を得意とするマーティンやレアードのバットすら、詰まらせた。奪った24アウトのうち、半分がフライアウトと直球でどんどん押す投球でロッテ打線をシャットアウトした。
特に効果的だったのが、要所で投げていた外角のカーブだろう。このカーブにタイミングをズラされ、その直後に来るストレートでバットの空を切り、8回7三振を奪ってみせた。
完封&完投こそ逃したが、河野竜生が日本ハムファイターズに不在だった左のエースとしての資質を証明した。
新人王を目指す河野竜生がここから何勝できるのか注目だ。
公開日:2020.07.20