8月男の渡邉諒が本領発揮!
8月22日に札幌ドームで行われた楽天イーグルスとの一戦で、3打数2安打1HR3打点とセ・パ両リーグ最速の20号本塁打を放った中田翔。
中田翔が20号一番乗りを果たしたのは2015年以来2度目、さらにシーズン20号以上は自身8度目となる快挙だ。
前身球団を含む日本ハムファイターズの選手で通算8度以上の20号本塁打を記録したのは13度の張本勲、8度の大杉勝男しかおらず、レジェンドの仲間入りとなった。
昨シーズン打率.242、24本塁打と打撃不振に陥っていた中田翔が今シーズン、ホームランを打ちまくっているのか。
この答えは、昨シーズンはホームランを打ちたいという思いが強過ぎたせいか、メジャーの強打者さながらに左ヒザを上げて、フルスイングする不慣れな打撃フォームで苦しんだ。結局、この打撃フォームが中田翔には合わず、打率.242と低迷したのだ。
しかし、今シーズンからオーソドックスなフォームに戻し、ホームランへの欲を抑え、チームへの貢献を第一に考えるバッティングを心がけた結果、昨シーズンの24本塁打まであと4本となるセ・パ両リーグ最速の20号本塁打を放つ活躍を見せている。
ホームランへの欲が消え、自分の長所を活かせた結果、本塁打を量産している中田翔に2015年以来となる30号本塁打を放つ姿を期待するファンも多いのではないだろうか。
公開日:2020.08.25