ビヤヌエバは5番が適任
チーム本塁打がリーグ唯一の2ケタ93本だった昨季。レアードが抜けた穴を埋められず、前年比で
37本も減少した。
しかも盗塁まで50個減でリーグワーストタイ。破壊力もなく、機動力も使えない打線になってしまっていた。
そこでビヤヌエバを獲ったが、昨季は73試合で8本塁打。三塁固定で20本はいけるだろうか。とも
かく打順は5番が適任で、3番は近藤健介、4番は中田翔で中軸は決まり。
1、2番は西川遥輝、大田泰示がベストで、下位の6番は渡邉、7番は王柏融で来日2年目の順応に期待したい。そして8番は清水、9番は打撃復調が求められる中島卓也に任せたい。
守りは失策82個でリーグ5位。三塁全体で失策25個が響いたが、好守が光るビヤヌエバの加入で改
善されるだろう。
他の内野は安定しており、外野は近藤が無難レベルだが、西川、大田は堅実だ。
ーー次回【オリックスバファローズ編】へ続く
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(初出:【野球太郎No.034 (2020年月2月25日発行)】)
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公開日:2020.05.17