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アメリカでフォークの価値を再び高めた立役者!野茂英雄

がつプロ変化球大事典〜フォーク&スプリット編〜

変化の仕方から握り、歴史、使い手で全て教えます!

知っているようで知らない、奥深き変化球の世界を「がっつり」掘り下げる。今回は、日本人投手が最も得意とし、海の向こう、メジャーリーグで存在感を発揮するフォーク&スプリットだ。

アメリカでフォークの価値を再び高めた立役者

野茂英雄/近鉄バファローズ-ロサンゼルス・ドジャースほか

現在、日本人メジャーリーカー投手の多くがスプリットを武器に活躍している背景には、間違いなく野茂英雄の存在がある。野茂英雄が村上正則以来、日本人2人目のメジャーリーガーとなった1995年に、まさにフォーク暗黒期。カットボールやチェンジアップなど、ストレート系の変化球が主流となりつつあったメジャーで、野茂英雄のフォークは効果抜群。強打者のバットは次々と空を切り、三振の山を築く。1年目から新人王と奪三振王を獲得。遠い島国から来たスプリッター(メジャーではフォーク系変化球はすべてスプットと呼ぶ)は、一躍スターダムにのし上がった。これを機に、メジャーでも野茂英雄のような「落ちる変化球」の重要性が再認識され、決して多くはないものの現在ではメジャーでもスプリッターの姿を見ることができるようになった。

『がっつり!プロ野球27号』10月6日発売!!

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