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巨人筆頭に10球団が注目の森木大智下し21度目の甲子園決めた明徳義塾に注目!高知地区の甲子園での戦いとは!?【がっつり!甲子園2021】

Text:橋本雅生

全国49地区 夏の大会データベース
【高知】

高知県の夏の代表は、甲子園常連校の明徳義塾がこの10年で8回と圧倒的な強さを誇る。そこにかつての盟主だった名門・高知が「打倒・明徳」に闘志を燃やす。


《2021年 センバツ結果》明徳義塾 1回戦

●甲子園での戦い&夏の展望
王者・明徳義塾が有利も好投手を擁する高知が猛追する激戦に!

かつては高知商と高知などの公立勢がリードするも、1990年代以降は私学の明徳義塾が絶対王者として四国の高校野球を牽引してきた高知県。

明徳義塾は全国区の甲子園常連校として2019年度の代表、今年のセンバツに出場と相変わらずの強さを見せる。制球力の良さで投球を組み立てるエース・代木大和は、センバツで甲子園の舞台を経験して一皮むけ、守りから攻撃につなぐ野球に磨きがかかった。今夏も甲子園通算51勝を挙げている名将・馬淵史郎の明徳野球が中心になるだろう。

しかし、明徳義塾に他校がまったく歯が立たないかというとそうではない。その筆頭がドラフト候補として注目されるエースの森木大智を擁する高知だ。春季四国大会では高知勢の決勝となり、森木大智が明徳義塾をねじ伏せて優勝。秋季&春季県大会のリベンジを果たして勢いに乗っている。やはり、この2強の実力が抜けており、代表校争いは代木大和と森木大智の両エースがカギを握る。

明徳義塾と高知以外では、春季県大会準優勝の高知中央、ベスト4の土佐、2018年代表の高知商がダークホースとしてどこまで食らいつけるか注目される。

過去10年高知 夏の甲子園/地方大会決勝戦績

全国49地区夏の甲子園DATABASE【四国編】

誰もが知っているような名門や創部数年で全国区となった私学がひしめく四国。4県共に公立勢が存在感を示し続ける地区でもある。かつては「野球どころ」の代表校が夏の甲子園で躍動したが、近年は低調状態が続いている。

甲子園常連校は多いが遠ざかる夏の優勝…

 高校野球の歴史が始まって間もない昭和初頭は高松商(香川)、松山商(愛媛)、徳島商(徳島)、高知商(高知)のいわゆる「四国四商」、1970年代後半からは「やまびこ打線」で全国を熱狂させた池田(徳島)などが甲子園の舞台で躍動し、古くから野球王国や野球どころとして知られてきた四国。

平成に入ると明徳義塾(高知)、尽誠学園(香川)、済美(愛媛)の私学が台頭し、これまでに春夏合わせて甲子園で優勝26回、準優勝25回の成績を収めてきた。しかし、輝かしい歴史も今や昔……。現在でも公立校が主体の四国は、全国の私学に主役の座を奪われた格好となり、夏大会に限っての全国制覇は2002年の明徳義塾が最後。この10年では明徳義塾と済美の甲子園常連校がベスト4に3回入ったが勝ちきれない状況が続いている。

ただ、今年の高知勢は明徳義塾と高知が高いレベルでしのぎを削り、本命不在の大混戦の愛媛は、創部5年目の聖カタリナが急成長を遂げている。今夏の甲子園で野球王国復活の狼煙を上げることができるか

過去5年 四国 地方大会結果

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2年ぶりの夏が戻って来た!自粛ムードにつつまれた日本列島に清々しい活気の旋風を巻き起こす球児たち!この夏の主役候補たちに大接近!春夏連覇を目指す東海大相模の門馬監督と石田隼都投手!ドラ1候補、大注目の小園健太投手(市立和歌山)、達孝太投手(天理)の直前の意気込み!甲子園を目指しユニークなチームづくりを仕上げてきた注目校もクローズアップ!高校野球ファンのあなたにぜひ手に取ってみて欲しい一冊です! !