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高校通算26発と超高校級の長打力を持つ三代祥貴擁する大分商に注目!大分地区の甲子園での戦い&夏の展望とは!?【がっつり!甲子園2021】

Text:安東渉

全国49地区 夏の大会データベース
【大分】

センバツ準優勝の明豊が今夏の大本命なのは間違いない。対抗は春に結果を残した大分舞鶴、柳ヶ浦らだが、他校のレベルも高く群雄割拠。「打倒・明豊」を果たす高校は現れるか!?


《2021年 センバツ結果》明豊 準優勝

●甲子園での戦い&夏の展望
春のリベンジに燃える王者・明豊を中心にレベルの高い高校が揃う

ここ数年の大分勢を語るうえで外せないのが明豊。今春のセンバツでは、王者・東海大相模と死闘を演じるも、最後は悔しいサヨナラ負け。実力の秀でたスター選手こそいないものの、若き名将・川崎絢平監督の采配と、選手たちが起用に応える全員野球で、この夏のリベンジに燃えているに違いない。

その明豊に続く存在として注目されるのが、春季大分大会決勝で延長13回の熱戦を繰り広げた大分舞鶴と柳ヶ浦。どちらも安定感のある投手陣と強力な打線を武器とするチームで接戦に強く、明豊を含めたチームが、今夏の中心になることは間違いないだろう。

また、怖い存在と言えるのが、春季大会ベスト4の藤蔭。2018、2019年夏に甲子園出場も果たしている同校は、2年生時から4番を任される原田琉成、主将の立山颯太らで形成する強力打線で「打倒明豊」を目指す。

その他にも、プロ注目の強打者・三代祥貴を擁する大分商、強肩捕手の江口飛翔がいる大分などは、爆発力のある面白いチームだ。

いずれにせよ、悲願の甲子園制覇を目指す明豊と、その明豊を倒すために奮起する他校という構図が、大分全体のレベルを上げていることは間違いないだろう。

過去10年大分 夏の甲子園/地方大会決勝戦績

全国49地区夏の甲子園DATABASE【九州編】

センバツでは、大分の明豊が全国制覇にあと一歩と迫る準優勝。そして、福岡の福岡大大濠がベスト8と大健闘を見せた九州地区。2年ぶりとなる夏の甲子園では、南日本勢の力をさらに見せつけたい!

実力校が揃う九州地区今年こそ全国制覇を狙う

例年と比べても、絶対的な実力を維持する常連校と新興勢力ともいえる新たな強豪校が、どの県でも入り乱れている印象の九州地区。

その中でも、今年のセンバツ大会決勝で東海大相模を最後まで苦しめた、大分の明豊をはじめ、同じくセンバツベスト8の福岡・福岡大大濠、沖縄の興南など、往年の甲子園ファンにはおなじみとなっている常連の名前が目立ち、全国でも十分に通用するチームを作り上げてきている。

しかし、今夏の最注目は春のセンバツに21世紀枠として甲子園初出場・初勝利を挙げた沖縄の具志川商だ。センバツでは同じ九州勢の福岡大大濠に及ばず2回戦敗退となったが、その勢いは止まらず、春季九州大会ではセンバツで破れた福岡大大濠に準決勝で完勝するなど、並み居る強豪校を撃破して初優勝を果たしている。

その他にも、多くのプロ注目選手が揃う九州国際大付など、今夏の九州地区には実力のある高校が揃う。

2010年の沖縄・興南以来、11年ぶりに深紅の優勝旗を掴み取る高校が現れるかもしれない。

過去5年 九州 地方大会結果

『がっつり!甲子園2021』7月5日発売!

2年ぶりの夏が戻って来た!自粛ムードにつつまれた日本列島に清々しい活気の旋風を巻き起こす球児たち!この夏の主役候補たちに大接近!春夏連覇を目指す東海大相模の門馬監督と石田隼都投手!ドラ1候補、大注目の小園健太投手(市立和歌山)、達孝太投手(天理)の直前の意気込み!甲子園を目指しユニークなチームづくりを仕上げてきた注目校もクローズアップ!高校野球ファンのあなたにぜひ手に取ってみて欲しい一冊です! !

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