いつの時代もスピードは投手のロマンです!高校野球最速投手列伝
投手のロマンと言えば速球。プロ顔負けの速球を投げる球児が現れたら誰もが胸をときめかせることだろう。そんなロマンに彩られた球児たちを振り返る。
高校球界どころか、アマチュア史上最速となる160キロをマークした大谷翔平
佐藤の登場以降、高校野球の平均球速が上昇し、2010年以降は毎年1~2人は甲子園大会でも150キロを記録するようになったが、一段上となる160キロの壁を突破したのは大谷翔平(花巻東)である。
2年生で出場した2011年の甲子園大会で150キロを記録するなど、当時から規格外の投球を見せていたが、大谷が世の野球ファンを最初にうならせたのは翌年の岩手県大会準決勝の対一関学院戦。この試合で大谷は高校球界どころか、アマチュア史上最速となる160キロをマーク。今や「世界のオオタニ」ともいうべき活躍を見せる大谷だが、そのプロローグもまた鮮烈なものだった。
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公開日:2021.08.29