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巨人/阪神など8球団注目の浅野翔吾擁する高松商に注目!香川地区の甲子園での戦い&夏の展望とは!?【がっつり!甲子園2022】

Text:落合初春

全国49地区 夏の大会データベース
【香川】

《2022年 センバツ結果》出場なし

●甲子園での戦い&夏の展望
英明と高松商が激しく覇権争いを展開!2強に割って入る高校は現れるのか!?

すべての県が夏の選手権優勝を経験したことのある四国で、優勝からもっとも遠ざかっている香川県。力のあるチームや注目選手は出るが、全国では厳しい戦いが続いている。

そんな同県は今夏、2強が軸になっている。1校めは、昨秋、今春と県大会を制し、春の四国大会ではベスト4に入った英明。実は、一昨年の秋から5大会連続で決勝に勝ち上がっており、トップクラスの戦力をキープしている。2年時から4番を任される池本生や俊足の逢澤杏哉、U12代表に選ばれた経験のある徳永光希など充実したメンバーで、2011年以来の夏の甲子園を目指す。

もう1校は、昨夏代表の高松商。昨秋は英明に敗れてベスト8止まりだったが、春には決勝に進むまで力を蓄えてくるあたりは、さすが古豪だ。高校通算57本塁打を記録し、プロ注目の浅野翔吾、左腕エースの渡辺和大、もう一人のスラッガー・本田倫太郎など、こちらも層が厚く、2年連続の甲子園を十分に狙える。

2強に続くのが、大手前高松と尽誠学園。このうち大手前高松は、新型コロナの影響で春3回戦を辞退。昨秋、ベスト4に入った実力校だけに巻き返しを狙ってくるはず。キレのあるスライダーが武器のエース・片岡憧斗の出来がカギになりそうだ。

このほか丸亀城西や三本松といった甲子園出場経験校、さらには丸亀や四国学院大香川西などの県大会上位進出校の活躍も期待したい。

全国49地区夏の甲子園DATABASE【四国編】

●公立勢復活に待ったなし!
4県のすべてが夏の頂点に君臨した「野球どころ」も、近年は勝ちきれない苦戦が続く。直近の優勝は02年の明徳義塾が最後で、最後の栄冠から19年も経ってしまった。ただ、今夏はドラフト候補生が多い地区だけに、久しぶりの躍進が期待される。

古豪の公立勢が復活し、代表校争いが激化!

かつて「野球どころの四国」と言われた同地区。古くは「四国四商」の公立、最近では明徳義塾(高知県)を筆頭に私学勢が全国区として知られているが、ここ10年の夏大会ではかつてのような輝きが薄れつつある。

だが、今夏は2大会連続出場を狙う高松商/香川県、久しぶりに県大会を制した松山商/愛媛県、選抜出場の同県王者・鳴門と徳島商/徳島県、打倒私学に鼻息が荒い岡豊/高知など、各県ともに公立の強豪や古豪が全国制覇に名乗りを上げている。

一方、甲子園常連校の明徳義塾や高知/高知県、昨秋、今春と県大会を制した英明/香川県、昨秋の県大会を制した去年の代表校・新田/愛媛県など、私学勢のレベルも高いため、代表校争いは混戦状態だ。

なお、今夏の四国勢には、侍ジャパンU18代表の1次候補に選ばれたエース・冨田遼弥/鳴門、プロ注目のスラッガー・浅野翔吾/高松商、プロ注目の内野手・高橋友/高知など注目選手が多い。これらの選手の活躍が四国勢躍進の鍵を握っているだろう。

出典:『がっつり!甲子園2022』

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