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巨人など6球団注目の前田悠伍擁する大阪桐蔭に注目!大阪地区の甲子園での戦い&夏の展望とは!?【がっつり!甲子園2022】

Text:落合初春

全国49地区 夏の大会データベース
【大阪】

《2022年 センバツ結果》大阪桐蔭 優勝、金光大阪 ベスト8

●甲子園での戦い&夏の展望
横綱・大阪桐蔭は今年も強すぎる!監督交代の履正社も勢いは止まらず

2010年代の春夏甲子園で6度の全国制覇を果たした大阪桐蔭。ハッキリ言って、「西の横綱」と呼ぶのもおこがましい。「一人横綱」としか言いようがない強さだ。今春のセンバツでは2020年代に入ってから初の全国制覇。初戦の鳴門(徳島)戦こそ、3対1のロースコアだったが、準々決勝では市和歌山(和歌山)を17対0、準決勝では国学院久我山(西東京)を13対4、決勝では近江(滋賀)を18対1で撃破。他の追随を寄せ付けない勝ちっぷりで全国頂点に立った。

戦力的にもすさまじい。2年生左腕の前田悠伍はすでに来年のドラフト候補に名乗りを上げ、3年生の川原嗣貴や別所孝亮もドラフトレベルの好投手。正捕手の松尾汐恩も上位候補。海老根優大らを擁する打線も強力でまさに高校野球界の銀河系軍団だ。

食い下がるライバルは当然、履正社だ。2019年夏の甲子園では星稜(石川)の奥川恭伸を打ち崩し、悲願の全国制覇を果たした。昨秋の大阪大会では大阪桐蔭に3対5、春は2対3と好ゲームを演じている。遊撃手の光弘帆高は実戦力が高く、打倒・大阪桐蔭のキーマンだ。今春からOBの多田晃監督に代替わりしたが、勢いは継続しそうだ。

今春のセンバツでは金光大阪もベスト8入り。エース・古川温生の技巧派投球が冴え渡り、夏の一撃があってもおかしくはない。

全国49地区夏の甲子園DATABASE【近畿編】

●有力校ひしめく最強地区
大阪桐蔭の強さが際立つものの、全体的に勢いを伸ばしている近畿勢。昨夏の甲子園決勝は智辯学園と智辯和歌山の「智辯対決」になり、京都国際などの新興校も出てきた。高校野球の本場たるプライドを胸に他地区には絶対に負けられない。

近畿一丸で上位独占へ!活気あふれる近畿野球界

今春のセンバツで春夏通算9度目の全国制覇を果たした大阪桐蔭(大阪)は語るまでもないが、他の近畿勢も独り勝ちを許さない気概がある。

2021年春のセンバツでは初戦で智辯学園(奈良)が大阪桐蔭を退け、夏も2回戦で近江(滋賀)が大阪桐蔭を逆転で下した。同年夏の決勝は智辯和歌山(和歌山)と智辯学園の「智辯対決」になり、智辯和歌山が全国頂点に立ったが、近江、京都国際(京都)も4強に入り、近畿勢で上位を独占した。

この春のセンバツも大阪桐蔭と近江の近畿対決になったほか、金光大阪(大阪)と市和歌山(和歌山)も8強に入った。

近年は5〜6月頃から強豪校同士の平日ナイターの練習試合も数多く組まれており、地区のレベルがどんどん上がっている。強豪校がひしめき合い、なおかつ球場も多い近畿だからこそできる強化方法だろう。

今夏は大阪桐蔭の春夏連覇に期待がかかるが、春季近畿大会決勝では智辯和歌山が秋から続いていた大阪桐蔭の公式戦連勝を阻止。今年も意地と意地がぶつかる。

出典:『がっつり!甲子園2022』

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