アクシデントから復活の亀井義行
7月5日に東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの第3戦で亀井義行は、2点を追う8回2アウト1、3塁の場面で、吉川尚輝に代わり代打で登場し、R・マルティネスの外角へのチェンジアップを打ち返すと、ショートへの詰まったゴロの間に全力疾走を見せ、中日ドラゴンズを追撃するタイムリー内野安打をもぎ取った。
7月2日に東京ドームで行われたDeNAベイスターズとの第3戦でエスコバーの154キロのストレートを右肘付近に受け、途中交代していた亀井義行だったが、バッティングも問題なく、全力疾走も見せ、ファンを安心させてくれた。
そして、このタイムリー内野安打で亀井義行は、球団史上最年長となる生え抜きでの1000安打に王手をかけた。
球団史上最年長での記録達成までの道のりには、昨日の全力疾走での内野安打のような泥臭いヒットも数多くあったことだろう。
こうした泥臭くもチームに貢献する為に、全力疾走を見せてくれるベテランがいるからこそ、巨人の若手選手たちを自分もやってやろうという気持ちにさせてくれる。
巨人の今の強さは、ベテランと若手の融合による相乗効果かうまく生まれているところにあるのではないだろうか。
公開日:2020.07.06