岡本和真だけじゃない!
勝負強すぎるセ・リーグ三塁手たち
7月19日に横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズとの一戦で、決勝打となるライトスタンドへのホームランを放った岡本和真。
巨人が2-3で迎えた1点ビハインドの9回2アウト2塁から3番丸佳浩が執念の内野安打で同点に追いつくと、続く主岡本和真が勝ち越し弾をライトスタンドに叩き込み、5-3の逆転勝ちを掴んだ読売ジャイアンツは、チーム最多の6連勝を飾り、貯金も最大となる9とした。
ここぞの場面で勝負を決める岡本和真がよく話題となっているが、セ・リーグその他のスタメンサードも躍動している。
今一番注目を集めるのは、広島カープの堂林翔太だろう。打率.434、打点15、本塁打4、そして得点圏打率.478と昨シーズンまで燻っていた堂林翔太が今シーズン爆発し、広島カープ驚異の3番打者として定着しつつある。
そして、ヤクルトと言えば村上宗隆だ。打率.380、打点28、本塁打3、そして得点圏打率.500と昨シーズン以上の活躍をみせている。
中日ドラゴンズには、高橋周平がいる。打率.333、打点10、本塁打1、そして得点圏打率.500と本塁打は1本だが、驚異の勝負強さを発揮している。
DeNAベイスターズの宮崎敏郎は、打率.327、打点18、本塁打5、そして得点圏打率.455とソト、オースティンなど外国人選手たちに負けない結果を残している。
最後に、阪神タイガースには真の4番打者として、目覚めようとしている大山悠輔がいる。開幕スタメンをマルテに譲り悔しい思いをしたことを力に変え、7月から驚異の活躍を見せている。
得点圏打率.286と他球団の三塁手に比べると、まだまだこれからだが7月から一気に猛チャージし、打率.327、打点11、本塁打4と、6月打率.273だったとは思えない活躍だ。
ご覧頂いた通り、セ・リーグ6球団の内、得点圏打率4割超が5人と勝負強すぎるセ・リーグ三塁手たち。
すでにタイトル争いの上位に多数名を連ねているが、ここから何人の選手がタイトルを掴んでいるか楽しみだ。
公開日:2020.07.21