新人王獲得目指し9勝目を狙う戸郷翔征
10月20日に神宮球場で行われたヤクルトスワローズとの一戦で6回、134球、3安打、9奪三振、無失点と素晴らしい投球を披露するも、味方の援護なく勝利を掴めなかった戸郷翔征。
そして、10月24日のDeNAベイスターズ戦に先発登板した広島カープの森下暢仁が1失点の完投勝利を挙げ、自ら打点を挙げる活躍を見せ、9勝目を挙げたことで、一気に新人王の座を手繰り寄せた。
9月、10月と調子を落とし、負けが続く中で、ヤクルト戦で好投を見せたものの、味方の援護がなく、勝利を掴めず、運の尽きにまで見放されている戸郷翔征。
そんな悪い流れを断ち切り、9勝目を挙げ、森下暢仁に食らいついていきたいところだが、ここでも戸郷翔征に大きな壁が立ちはだかる。
今シーズン3試合に登板して対戦防御率6.06と一番打たれているDeNAベイスターズでの登板となる。
それだけではなく、今シーズン1登板だけしかしていない横浜スタジアムでの防御率は、なんと10.80とこちらも今シーズンワーストの数字となっている。
9勝目を挙げ、森下暢仁に追いつきたい戸郷翔征にとって、新人王獲得に向け、大きな正念場を迎える。
しかし、1番相性の悪いDeNAベイスターズから勝利を挙げれば、評価もグッと上がって来るだろう。
戸郷翔征が悪い数字を跳ね除け、森下暢仁に追いつく9勝目を挙げられるか注目だ。
公開日:2020.10.27