通算200号本塁打放った丸佳浩
10月29日に横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズとの一戦で、3打数1安打1HR2打点と通算200号本塁打となる26号ソロホームランを放ち、本塁打王獲得が現実味を帯びてきた丸佳浩。
巨人が1点を追いかける2回1アウトランナーなしの場面で打席に立った丸佳浩は、DeNAベイスターズ先発の平良拳太郎が投じた内角へ食い込むカットボールを叩き、ライトスタンドまで運ぶ26号ソロホームランを放った。
この一発が史上109人目となる200号本塁打となった丸佳浩は、「プロ入りした時はここまで打てるとは思っていなかったので、びっくりしていますし、うれしいです」。と素直に喜んだ。
そして、本塁打王争いでもついに丸佳浩が27号でトップを走る岡本和真に1本差とし、阪神大山悠輔、ヤクルト村上宗隆に2位タイで並んだ。
本塁打王争いが四つ巴の争いとなっている中で、今一番本塁打王に近いのは丸佳浩だろう。
ここ最近6試合のホームラン数を見ると、大山悠輔0本、岡本和真1本、村上宗隆2本と3人が苦戦する中、丸佳浩は4本放っている。
タイトル獲得への期待による重圧を感じる若き主砲3人に対し、タイトル争いを何度も経験している丸佳浩が平常心で試合に望めている差がここに来て、露わになってきている。
丸佳浩が勢いそのままに本塁打を量産し、本塁王を勝ち取ることができるか注目だ。
公開日:2020.10.30