SPORTS COLUMN
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ソフトバンクに3連敗の巨人は31年前の4連勝日本一を再現できるか!?

ホークスに3連敗で追い込まれた巨人

11月24日にpaypayドームで行われたソフトバンクホークスとの日本シリーズ第3戦は、ホークス先発・ムーアの前に7回まで無安打無得点に抑えられ、8回にはモイネロに手も足も出ず、9回は森唯斗に坂本勇人、岡本和真が抑えられ、2アウトから丸佳浩のセンター前ヒットでなんとかノーヒット・ノーランは阻止したものの、続くウィーラーが倒れてゲームセットとなり、昨シーズン同様、ソフトバンクに3連勝を許した読売ジャイアンツ。

日本シリーズでの1安打敗戦は巨人史上初の出来事となり、京セラドームで行われた第2戦では日本シリーズ球団ワーストとなる13失点を喫した屈辱的なゲーム展開を喫し、巨人ファンも残念で仕方ない思いをしていることだろうが、まだ諦めてはいけない。

日本シリーズで過去に3連敗からの4連勝を果たし、日本一に輝いたのは3回ある。

まずは、1958年 西鉄(4勝)対巨人(3勝)
西鉄が3連敗からの4連勝。このシリーズ、西鉄のエース稲尾和久は7戦中6戦で登板し、4完投。「神様、仏様、稲尾様」と呼ばれた。また巨人の川上哲治が引退したのはこのシリーズ後だ。

続いては、1986年 西武(4勝1分)対広島(3勝1分)
初戦が引き分け。史上唯一8戦目までもつれ込んだシリーズ。MVPは現ホークス監督の工藤公康(当時西武)である(1勝2セーブ。第5戦ではサヨナラヒットも放った)。

そして、直近では1989年 巨人(4勝)対近鉄(3勝)
近鉄の投手であった加藤哲郎によるとされた「巨人はロッテ(パの最下位だった)より弱い」発言騒動後、巨人が4連勝に至った年である(一説にこの発言はメディアの曲解とされる)。現巨人監督の原辰徳はこのシリーズ、絶不調であった。しかし第5戦、18打席連続無安打から迎えた19打席目、目の前でクロマティを敬遠され満塁。そこから満塁本塁打を放って勝利に貢献。第7戦でも2ラン。日本シリーズ通して2安打だったが6打点を挙げている。

いずれの年も今でも伝説として語り継がれる日本シリーズとなっている中で、31年前に巨人が3連敗からの4連勝を飾っているのだ。

そして、原辰徳監督はその31年前の奇跡的なシリーズを現役選手として経験している。

圧倒的すぎる今シーズンの日本シリーズの展開にソフトバンクの日本一で今年は決まりと思っているプロ野球ファンも多いかもしれない。

しかし野球はまだまだ何が起こるかわからない。第4戦で31年前の原辰徳のように満塁本塁打を放ち、チームを勢い付け、31年ぶりとなる3連敗からの4連勝で巨人が日本一を奪取する展開に期待したい。

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