2安打1HR3打点の大暴れを見せたウィーラー
8月14日に東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの一戦で3打数2安打1HR3打点と大暴れの活躍で巨人の勝利に大きく貢献したゼラス・ウィーラー。
1点リードの3回2アウト1塁の場面で、中日ドラゴンズ先発松葉貴大の外角高めに来たチェンジアップを振り抜くと、東京ドームの4階テラス席まで運ぶ完璧な特大ホームランを放って見せた。
この一発が13試合ぶりとなる今シーズン5号ホームランとなった。
3番に座ってからここ2試合ノーヒットに終わっていたウィーラーだが、3試合ぶりとなる複数安打をマークした。
3番でようやく結果が出たウィーラーを3試合連続で3番スタメンに起用している原監督の意図は、「野球をよく理解していますよ。野球人として。もちろんバッターとしての質の高さも誰もが認めるところでしょうけど、野球そのものを知っているというところ」と説明した。
ウィーラー自身も特大5号2ランホームランを放った後、「チャンスを広げるためにも4番につなごうと思っていた。最高の結果になってくれてうれしいよ。ハックション!!」とコメントしており、あくまで状況を見て、チームの為に4番に繋ぐ意識がある中で生まれた特大ホームランであったと語った。
原監督がウィーラーを3番で起用する理由はやはり、こうした状況に応じてチームバッティングができる野球IQの高さなのではないだろうか。
引き続き、3番打者ウィーラーの活躍に注目したい。
公開日:2020.08.15