1軍昇格即起用で3者凡退の沼田翔平
8月29日に東京ドームで行われた中日ドラゴンズ戦から1軍に再昇格した沼田翔平は、9回の場面で即起用され、中日ドラゴンズ打線を3者凡退に打ち取る素晴らしい投球を見せた。
8番加藤匠馬には6球粘られたものの、7球目でセンターフライに打ち取ると、続く武田健吾を1球でピッチャーゴロに打ち取り、最後は代打木下拓哉を見逃しの三振に切って取り、1軍再昇格初マウンドを三者凡退でピシャリと締め括った。
沼田翔平は8月4日の阪神タイガース戦でプロ初昇格し、6日の同ゲームで、3点ビハインドの4回2アウト2塁から2番手でプロ初登板を果たした。続く7日の中日ドラゴンズ戦で本塁打を浴び、翌8日に登録を抹消されて以来の再昇格となる。
ファーム降格後は2軍公式戦で14回1/3を無失点と好投を続け、同じ2000年生まれで1軍デビュー戦で4回1失点と結果を残した直江大輔や先発で7勝を挙げている戸郷翔征に続き、宮本コーチが「2000年トリオになんとしても成長してもらいたい。それぞれ立場は違うけど、追い付け追い越せで3人で切磋琢磨してほしい」と活躍を期待していた。
宮本コーチの期待を胸に1軍再昇格初マウンドをきっちり三者凡退で切り抜けた沼田翔平には引き続き、戸郷翔征、直江大輔に負けない活躍を期待したい。
公開日:2020.08.30