春季Cキャプテン任命の岡本和真
主将の坂本勇人がベテランと外国人中心のS班で東京ドームでキャンプインするため、宮崎では「主将不在」になることを受け、原監督は宮崎キャンプの主将に、野手では岡本和真を指名した。
岡本和真は坂本勇人からも近未来の主将として名を挙げられており、グラウンド内外からチームを積極的に盛り上げ、引っ張っていく覚悟を持って今季の沖縄キャンプに臨む。
原監督から春季キャンプキャプテンの任命を受けた2代目若大将は球団を通じ、「宮崎は若手中心なので、プレーでも行動でも引っ張っていけるように頑張ります。1人でも多く、沖縄に行けたらいいと思います」と語った。
原監督が岡本和真に求める進化
昨季3年連続30発も達成し、31本塁打、97打点で2冠を獲得した岡本和真は、原監督からかつて長嶋茂雄や原辰徳自身も務めた伝統の「4番・三塁」後継者として、「4番・三塁でいい成績を残せたという点では元年」と位置づけられ、更なる進化を求められている。
原監督から更なる進化を求められている岡本和真は、「守備って、やればやるほど上達すると言われていて。守備は守備率100%目指せるんですけど、バッティングは10回あって3本打って一流くらいの確率の差がある。その点で守備の方がやりがいがあるというか、楽しいなと思います」と語っており、オフも守備に力を入れていたという。
原監督が求める伝統の「4番・三塁」後継者として、岡本和真は昨シーズン中日ドラゴンズの高橋周平に奪われたゴールデングラブ賞を取りに行く。
リーグ3連覇、パ・リーグを打倒しての日本一へ若き主砲岡本和真を中心に読売ジャイアンツは更なる進化をこのキャンプで遂げそうだ。
公開日:2021.02.01