存在感増す秋広優人
ここまで紅白戦2試合で7打数5安打と存在感を放っていた秋広優人が2月14日の宮崎キャンプ最終日に3度目となる紅白戦に出場する予定だったが、予報通り雨だった為、シート打撃に臨んだ。
昨季9勝を挙げた戸郷翔征の前に、1、2打席目は凡退するも、畠世周との対戦となった第3打席では、「積極的に振っていくのが自分の持ち味。その前の打席も初球から振っていけてたんで悪いことじゃないかなと。自分としては良かったと思います」。と語ったように、畠の初球をはじき返してセンター前ヒットを放った。
紅白戦に続き、宮崎キャンプ最終日にもシート打撃で初めてとなった1軍先発ローテ候補との対戦でも、持ち前の積極性をしっかりアピールした。
那覇キャンプ帯同は巨人史上初の快挙
その結果を受けて、原監督は本日2月16日から行われる1軍沖縄キャンプに秋広優人を帯同させることを決めた。
高卒ルーキーが1軍沖縄キャンプに帯同した前例はなく、巨人史上初の快挙となった。
巨人史上初の1軍沖縄キャンプ行きを決めた高卒ルーキー秋広優人に対し、原監督は「どれだけ順応をこれからしていくか、というところと、まだ原石ですけど非常に可能性を感じる選手。いろいろ目で見たり体で感じて、日々成長させることを頭の中に置いて教えていきます」と語った。
17日からはいよいよ対外試合もスタートする。
他球団の投手を相手にどのような対応を見せ、どのような結果を残すのか、日々進化を続ける秋広優人に注目だ。
公開日:2021.02.16