巨人2軍今季初の対外試合を快勝
2月16日に巨人2軍が今季初の対外試合となる練習試合をソフトバンクと行い、6-0の快勝を見せた。
両軍無得点の6回2アウト1、3塁の場面で立岡宗一郎のレフト前タイムリーヒットで先制すると、8回は1アウト満塁のチャンスで中山礼都のセンター前タイムリーヒットと相手の暴投で2点を追加した。
さらに1アウト2、3塁から伊藤海人が右中間へタイムリースリーベースヒットを放ち、相手の失策も絡んで伊藤海人が一気にホームに生還し、この回一挙5得点を挙げ、巨人2軍今季初の対外試合を快勝した。
わずか9球で3者凡退に切って取った井上温人
先発の野上亮磨が2回無安打無失点の好投でリズムを作ると、2番手の育成ドラフト10位の山﨑友輔、3番手の育成ドラフト9位の奈良木陸がともに1回無失点と“デビュー戦”で好投した。
その中でも圧巻だったのが、5回に4番手として登板したプロ2年目左腕の井上温大だ。
「腕を振って、テンポ良く投げることを意識しました。内海さんとの自主トレで得たことを、しっかりと出せています」と井上温大が語ったように、テンポの良い投球で2三振を奪うなどわずか9球で3者凡退に打ち取った。
オフに西武ライオンズの内海哲也の自主トレに同行し、「人生で一番きつかったです」と話すほど、徹底的に走り込みを行い、基礎体力向上に手応えを感じるトレーニングを積んできた。
内海哲也からも褒められた直球にさらに磨きが掛かり、急成長を見せている。
巨人1軍も本日2月17日からいよいよ対外試合がスタートする。
いつ巨人1軍の試合に呼ばれても良いように万全の状態で井上温大がその時を待っている。
公開日:2021.02.17