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2度のチャンスメイクで小技もできることを証明した!大城卓三

581日ぶり1軍マウンドに上がった野上亮磨

巨人は、3月9日にペイペイドームでソフトバンクとのオープン戦を行った。

先発ローテーションの一角として期待のサンチェスが先発に上がるも、直球がすべて高めに浮いて制球が定まらず、変化球を打たれる厳しいピッチングが続き、毎回先頭打者を出塁させるなど、4回4安打、2三振、3四球、3失点と精彩を欠いた。

サンチェスに代わり、同点の5回から2番手としてドラフト1位ルーキー平内龍太がオープン戦初登板となるマウンドに上がったが、6回に1アウトから四球のランナーを1塁に置いた場面で、周東佑京に真ん中外寄りのストレートを右中間スタンドに運ばれる決勝2ランホームランを浴びるなど2回2安打、3四球、2失点とプロの洗礼を浴びた。

この試合唯一好投したのは、2019年10月に左アキレス腱断裂し、昨シーズン6月に2軍で復帰したが、1軍登板はなく、今シーズン再起をかける野上亮磨。

7回に3番手で登板し、581日ぶり1軍マウンドに上がった野上亮磨は2回2安打4奪三振無失点の好投を披露し、完全復活へアピールに成功した。

小技もできることを証明した大城卓三

小林誠司と炭谷銀仁朗との巨人正捕手争いを繰り広げる大城卓三は、「6番・捕手」で先発出場し、小技もできることを証明し、開幕マスクへアピールした。

まずは、2回の第1打席にレフト前ヒットを放ち、ドラフト5位ルーキーの秋広優人のオープン戦初打点を呼び込むなど、巨人の一挙3点の猛攻をもたらす貴重なヒットを放った。

続く3回には、岡本和真のヒットと丸佳浩の四球でノーアウト1、2塁のチャンスの場面で、昨シーズン93試合に出場して、1犠打だった大城卓三が1球で送りバントを成功させ、1アウト2、3塁のチャンスを演出した。

2打席続けてチャンスメイクとなる小技の効いた打撃を見せ、打てる捕手から打って、守って、小技のできる捕手へと進化を遂げていることを証明した。

小林誠司に炭谷銀仁朗と巨人の正捕手争いは激化する一方だが、試合を重ねるごとにしっかりと各所でアピールを続ける大城卓三が開幕マスクへ一歩リードを見せている。